敷金返還請求
■ 敷金返還請求とは敷金とは判例で、
①賃貸借終了後家屋明渡義務履行までに生じる賃料相当額の損害金債権
②その他賃貸借契約により賃貸人が賃借人に対して取得する一切の債権を担保するものであると定義されています。
そして、敷金返還請求権は、「賃貸借終了後家屋明渡義務履行までに生じた被担保債権を控除しなお残額がある場合に、その残額につき具体的に発生する権利」であるとされています。
■ 敷金でなぜトラブルになるのか?
バブル崩壊後、賃貸マンション・アパート等を退去する際に敷金が戻らないばかりか追加支払を請求されるケースが増えています。
これは昭和から平成にかけてのバブルの影響が考えられます。この時期の高い建設費をかけ高金利の資金借入れで建設された賃貸物件は、当初の家賃より減額しなければならなくなり、礼金も取れないなど家主の収益性は悪化います。
また、賃借人の住居に対する要求水準の上昇もあります。できればきれいな物件がいいという要求が増え、この条件を満たす物件から契約が成立しているという現状があります。本来ならこの費用は賃料に反映され
るべきものなのですが、不景気による空室事情から、それもままならないのが現実です。
これらの原因から賃貸人が負担していた新規入居者を募集しやすくするための投資の費用まで、退去者から徴収しようとするところからトラブルが生じているようです。







